社員の本音を可視化し、向き合うことで、理念を本質的に浸透させる。

アドカラーズ合同会社

住宅リフォーム事業を中心に、ハウスクリーニングや店舗内装工事など幅広く手がけるアドカラーズ合同会社。少数精鋭ながら、理念経営を通して強い組織づくりに向けて取り組んでいます。今回は代表の冨岡様にB-SCORE導入の経緯や導入効果についてお話しをお伺いしました。

組織拡大に伴うコミュニケーション不足が課題

B-SCORE導入時の会社の課題を教えてください。

会社の成長に伴って社長である私とメンバーがコミュニケーションを取る時間が減少していることに懸念していました。1年前まではたった4人だったメンバーが、1年間で14名まで増え、直接コミュニケーションが取れないメンバーが増えてきているのが現状です。幸い、経営理念を言語化したビジョンマップをつくったことで、基本的な方針や考え方は統一されていますが、その本質がなかなか伝わり切っていないと感じるシーンが多くなりました。例えば、日々の業務において、その仕事をこなすことが目的となっているケースです。私たちの本来の目的は、「リフォームでぼったくられない人を増やすこと」であり、この目的を強烈に意識することで、より業務への取り組み方が変わってくると思っています。このように、経営理念に対する本質的な理解とそこへの行動が課題だと感じています。

社員の本音を引き出し、課題を明確化するために

B-SCORE導入において期待したことを教えてください。

社員と少し話した程度では本当の思いや感情、つまり「本音」はなかなか引き出すことができないと思っています。社員が思っていることを100%社長に話すというのは難しいと感じます。また、私自身が営業上がりということもあり、社員の言動に対して深く考えてしまうことで、「どこまで本音なのかな?」と考えながら接してしまうこともあります。そこで、B-SCOREのようなサーベイシステムを活用することで、無機質なアンケートを通して社員の本音を引き出せるのではないかと考え導入することにしました。

自社の強みを再認識した一方、新たな課題の発見に繋がった

B-SCOREの診断結果を通しての感想を教えてください。

まず、ポジティブな点としては、私たちの組織の強みを再認識できたことです。これまで、私が決定した事項に沿って社員が動くトップダウンの組織づくりをしてきましたが、サーベイ結果を通して社員はボトムアップの会社だと認識していることが分かりました。一見、会社の考えとズレているように思いますが、私たちの考えるトップダウンは、最終的に決めるのはトップであったとしても社員の意見はしっかり聴く、ということです。その考え方を社員も理解していることが結果として表れたことで組織風土の強みを再認識することができました。一方で、採用基準の不明瞭という課題も可視化されました。現在は社長の私が採用選考を担当していることから、その中身が社員に明確に伝わっていないことが浮き彫りになりました。これから社員数がさらに増えいくなかで、社長だけではなく社員みんなで採用に関わっていくことが大切と改めて実感することができました。

組織拡大における課題をいち早く明確化するために

課題に対する改善策や、今後B-SCOREに期待することを教えてください。

まずは採用権限の移譲がテーマです。現在は少人数の組織のため採用に関する意思決定を社長である私が中心で行っていますが、今後は組織の階層をつくっていくフェーズに移行していくため、それに伴って採用活動に関する意思決定や権限の移譲に取り組んでいきます。また、組織拡大に伴って見えづらくなる課題をいち早く明確化していくためにもB-SCOREを役立てていきたいと思っています。成長速度が早ければ早いほど課題が見えづらくなるため、今、組織はどうなっているのか、社員は何を思っているのか、そこを常に見つめ直すことで会社が大きなピンチに直面する前に課題に向き合えるようにしていきたいです。直接的なコミュニケーションを増やすのはもちろんですが、なかなか言葉にできないことや社員の本音を拾い上げることで強い組織をつくっていきたいです。また、同時に採用ブランディングにも積極的に取り組んでいくことを決めているため、B-SCOREを活用することで様々な施策に繋げていきたいと考えています。

設立 2021年9月
社員数 14名
事業内容 住宅リフォーム・店舗内装工事事業
URL https://add-colors.jp/
申し込み2分。回答全社員各20分。
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