シーリング工事の専門施工店として、少数精鋭のメンバーにてハイクオリティなサービスを提供する株式会社グリットシール。社員一丸となって企業理念の構築と浸透に取り組む会社です。今回は代表取締役の遠藤 宏喜様にB-SCORE導入の経緯や導入効果についてお話しをお伺いしました。

少数精鋭の会社だからこそ、会社の実態を可視化することが大切

B-SCORE導入の経緯と期待したことを教えてください。

B-SCOREについて初めて聞いた際は、どのような結果が出るか不安に感じたのが率直な印象です。当社は社員数が少ないこともありメンバー同士でのコミュニケーションは多いものの、表面上の意見だったらどうしようか、理念がしっかりと浸透しているだろうか、と不安に思う面もありました。一方で、当社では経営理念の⁨⁩構築に社員一丸となって取り込むことで、ビジョンに向けた言動が日常の業務やコミュニケーションの中で感じるようになってきていました。そこで、B-SCOREを通して会社の実態を可視化することで、更に「より良い会社づくりに繋げたい」という思いから導入することにしました。

理念の浸透が再認識でき、大きな安心感へと繋がった

B-SCOREの診断結果を通しての感想を教えてください。

まずは私の想いや会社の理念がしっかりと伝わっていることが分かり嬉しく思いました。特に経営戦略についての項目において、社員の多くが「挑戦的」と回答してくれていたことが大変嬉しかったです。理念構築への取り組みや日々のコミュニケーションが浸透しているということが再認識できたことや、普段は発言が少ない社員でも診断結果を通して、会社の方向性をしっかりと理解してくれていると分かったことが大きな安心感へと繋がりました。恐らく数年前では全く違う結果になっていたと思うので、このタイミングで改めてB-SCOREを実施できたことが良かったと思っています。

組織課題に対する具体的な改善点が明確になった

課題に対する改善策や今後の取り組みについて教えてください。

今回の診断結果を通して改善すべく課題は多くありますが、中でも自社の評価基準が社員に十分に伝わってないことが可視化されたため、より明確に作成し理解してもらう必要があると改めて気づくことができました。あとは採用面、多くの広告媒体を利用することで同業他社に比べて応募数は多いものの、明確な採用基準を持たずに採用していたことで入社後の組織形成が課題でもありました。現在、採用基準を設計している最中ではありますが、更に基準やペルソナを明確にすることで改善へと繋げていきたいと考えています。

より良いチームづくりのため、その進捗を可視化する

今後のB-SCOREの活用や期待することを教えてください。

B-SCOREを通して組織力の強化をはじめ、より社員同士の交流が増えてほしいと思っています。今回の結果だけ見ると決して悪い成績ではありませんが、まだまだスコアを上げていきたいと思っています。私たちは少数精鋭の会社のため、これまでは社長の私が音頭をとることが多くありましたが、今後は、職人同士が悩み相談をしたり、知識を教え合ったり、飲みにいこうぜ！と話し合ったり。メンバー同士でそう言ったコミュニケーションが増えていけば嬉しいと思います。そうすることで、チームとして技術や知識を高め合えるし、より良いチームになると考えています。その進捗を可視化し、成長を図るためにも今後もB-SCOREを活用していきたいと考えています。